人材育成関係の助成金事情

先日、静岡人事労務勉強会へ参加しました。

今回のテーマは助成金です。普段、助成金の審査業務を担当されている方からのお話でした。

 

 

雇調金や中安金(経営難で労働者を休業させ教育訓練させた場合の助成)は一段落したようですが、小規模企業ではまだ申請していないところもあるそうです。

 

…ということはまだ社労士のニーズは残ってる!?

 

ただし実際は休業させていない、教育訓練をしていない等の不正受給も多いようで、今後は悪質な企業やそれに関与した社労士は公表されていく模様。

要注意。

 

 

また今年の新たな助成金「成長分野等人材育成支援事業奨励金」の話も興味深かったです。

 

ざっくり言えば、成長分野の事業を展開する企業が1年間計画的に専門的な教育訓練をした場合に、その費用が助成されるものです。(1人20万まで)

 

この奨励金、社労士としては申請代行や教育訓練に絡めるでしょうが、給付されるまで時間がかかる点と専門的な教育訓練が対象のため、案外絡みにくいかも…

 

いずれにせよ、対象企業の方は是非活用されることをお勧めします!(最近、静岡でも最初の申請があったそうです)


トモノ社労士事務所では助成金を絡めた人材育成・社員教育も承っております。お気軽にお問い合わせください。