2:6:2の法則で組織を考えてみる

先日「よい人材が採れない・育たない」とある社長からの嘆きが。

そこで2:6:2の法則の話を。

 

この法則はよく知られているところですが、 10人いれば「優秀な人材は2人、普通の人材は6人、残念な人は2人」になるという法則。

しかも優秀な人を10人集めても結果は同じになるらしいです。

(よく蟻の例でも例えられる)

 

皆さんの会社・組織・職場はどうですか?

 

 

組織を考える場合、この法則は無視できませんね。

いや、むしろもっとこの法則を意識すべきだと思います。

 

例えば人事考課。

相対考課において「S~A:20%、B:60%、C~D:20%」という割合で応用できそう。

 

あと人材育成、人材活用にも 。

全て優秀な人を集めようとするのでなく、むしろ残念な人ばかり集めた方がいいという見方もできます。

この法則が正しいのならば、残念な人10人集めればうち2人は優秀な人材、うち6人は普通の人材になるのですから。

 

あと「優秀な人材」の「基準」も重要です。 着眼点を変えれば、残念な人も優秀な人材になったりして。  

結局組織とは、いろんなオンリーワンの人達の集合体だと言えます。

 

そして一種のあきらめ。

「いい人材がいない」と嘆いても、所詮10人中2人しか優秀な人材はいないのだと分かっていれば、少しは気は楽になる?

 

 

ということで社長、そういうことです…


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