労働時間と向き合う

労務管理やヒトのリスク管理において、最も大切なものは何だと思いますか?

私は2つの要素が大切だと思っているのですが、そのうちの1つが「労働時間」です。

もっといえば「正確な労働時間の把握」ということです。全てはここから始まると思っています。

  

 

しかし実際はなかなか難しい。

なぜなら、労働時間の話題にはなるべく触れたくない、タブーだという心理的なものと、労働時間の算出方法を正確に理解していないという実務的なものがあるからです。

 

 ・タイムカードの時間って全て労働時間?

 ・営業はみなしだから労働時間を把握しなくていい?

 ・いわゆる「固定残業代」を払っていれば残業時間を把握しなくていい? 

 ・管理職は労働時間を把握しなくていい? 

 ・変形労働時間制における割増時間の算出方法は?

 

労働時間から逃げてませんか?都合の良い解釈してませんか?正確に労働時間を算出できてますか?

 

 

さて話を戻します。

長時間労働は「サービス残業」「未払い賃金」「精神疾患」「社員モチベーション」「名ばかり管理職」「ワークライフバランス」など、往々にして現在の社会問題に発展・影響していきます。 

 

本気でリスク管理を考えるのならば、まず労働時間に対し勇気をもって向き合うことです。「実態」を把握することです。全てはそこからです。

そうすることで、諸処の問題の早期発見につながります。また本当の意味での「生産性」もわかります。

 

そこから先どうするかは、私もいろいろアドバイスさしあげているところです。いろんな対策があります。(例え正確な残業時間を計ったとして、その通り残業代を支払えないとしても策はあります。)

 

 

最近の報道で長時間労働について載っていましたので、今回は普段労働時間に対して感じていることを記してみました^^ →関連トピックス


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