S.ジョブズに請われた日本人

先日、あのスティーブ・ジョブズに直々に請われ、日本アップル社代表を務めた山元賢治氏の講演に行ってきました。

山元賢治氏
山元賢治氏

テーマは「変化の時代に求められるリーダーシップとは」。

こんな凄い人の話を静岡で聴けるチャンスはめったにないということで、会場は超満員。

 

山元氏は同社代表を5年務めた後、自ら退任。その後帰国し、世界で通用するビジネスパーソンを育てるべく活動されています。

その背景には、世界で通用しない日本人の弱点(英語力やコミュニケーション力、人前で戦う力のなさ)を目の当たりにし、危機感があったのだといいます。

 

世界の最先端で活躍し続ける山元氏の淡々としつつも熱いメッセージには、1つ1つ重みがあります。

・世界は変わり続けている。だから若者には無限の可能性がある!

think into the future~地球上でたった1つ確かなことは、変わり続けていくということ」←この言葉は座右の銘だそうです。

・日本の良さを語れない以上、海外へは行くな!(日本にもいいところは一杯ある。プライドを持て!)

・日本人が海外で通用しない根幹には、主張しないことがさもいいことであるという偏った価値観を生んでいる日本の教育にある!

・リーダーに1番必要なのは、「変わらないやさしさ・誠実さ・価値観」!

・生きていく上での自分の「パーソナルスタイル」を決めろ!

 

そして「ここが変だよ!日本人」じゃないけど(古ッ)、日本人へのダメ出しにも言及。

・会議で発言しない(ことがいいことだと思っている)

・目的と手段を取り違える

・部下を引き連れ民族大移動(海外では恥ずかしい!交渉相手より少数で臨むこと。)

・会議で寝ているのは日本人だけ(政治家が悪い!)

・名刺上だけの「Manager」は止めろ!(海外では「その場で意思決定権がある人」を意味する!)

・文系、理系という名の言い訳(海外ではそんな言い方はない!)

 

どれも心当たりあります。反省反省…

 

激変しグローバル化し続ける世の中で、自分もアンテナ張って変わっていかなければならないということ、一方でどんなに時代が変わっても、リーダーに求められるものは不変であるということ。

そんなことを気づかされた講演でした^^


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