欲しい人材が採れる!求人票作成セミナー

昨日、セミナーを開催しました。

最も重要なコンテンツの解説からスタート。
最も重要なコンテンツの解説からスタート。

当セミナーは、日頃「人材が採れない!」と嘆く経営者・企業に対して、私が過去に手掛け成功に導いた求人票のノウハウをお伝えしたく、初めて企画・開催したものでした。

 

自己紹介もそこそこに、早速本題スタート。

まずは求人票の4つのコンテンツの解説から。それぞれ重要な「視点」と「効果的な手法」があります。例えば…

資料群。真ん中が「マル秘?シート」。
資料群。真ん中が「マル秘?シート」。

①人材…求める人材像は求人票の随所でアピール。

②仕事…働く姿をイメージさせる、印象的なフレーズでやりがいを伝える、疑問や不安要素を払拭。

③条件…不満要素は払拭要素とセットでオープン、疑問や不安要素を払拭。

④企業…具体的事実やストーリーで安心感や共感を与える。

※写真…人物・外観・内観・商品の4つは必須。

次に求人票のチャネルやマーケティングについて解説した後、4つほど成功事例を紹介。

ウンチクばかりでは説得力に欠けますからね(笑)

飲食業

店長の求める人材像が明確であったため、それを随所でアピール。

長時間労働という不満要素を仕事のやりがいとセットでオープンにし、

人材が採れた事例。

製造業

仕事を時系列と5W1Hで具体化し、さらに疑問や不安を払拭。さらに

印象的なフレーズでやりがいを伝え、これがエントリーの決め手となり

人材が採れた事例。

小売業

「自己決定権」という動機づけ要因を意識し、印象的なフレーズで仕事

の醍醐味を伝え、これがエントリーの決め手となり人材が採れた事例。

皆さん、真剣にワークショップ中。
皆さん、真剣にワークショップ中。

そして当セミナーのメイン、求人票を実際に作成するワークショップに移りました。

 

まずはコンテンツごとの「棚卸」作業。

普段、私が業務で使用しているマル秘?ヒアリングシートを少し改良したシートに、どんどんアウトプットしてもらいました。

中には持参したPCで作業する方も。

 

ここから先の私の役割はアドバイザー。皆さんの机を順に回り、質問を受けたりアドバイスしたり。主役は参加者に移ります。

 

途中、次第に参加者の手が止まりました。

案の定「求める人材像」や「仕事のやりがい」で苦戦。

皆さん、普段あまり真剣に考えたことがないのでしょうね。でもココはとても大事なところです。

 

参加者が寡少だったせいもあり、終始リラックスしたムードの中、皆さん少しずつ本音や笑い声が。

「会社を丸裸にされているようだけど、これってとてもいいことですねぇ」

「ウチの○○にもやらせたいな…」

「ウチの求人票をまともに見たのは初めてだ(笑)」

「こんな機会がなければ考えない」などなど。

 

途中、事前にチェックしてきた参加企業の求人票を見せ、具体的にアドバイス。

賃金幅が過大・異動条件が曖昧・仕事内容に疑問や不安が生じる・情報が古い・枠を活かしきれていない、などなど大変アドバイスのしがいがある?求人票ばかり。

アドバイスすると、皆さん一様に「これじゃ人が来ないよなぁ…」とポツリ。納得されたようでした。

いかに求職者の立場に立って、客観視できるかがポイントです。

 

また新卒採用をされている参加者には、もっと発想を変えて学生が飛びつくくらい目立つ求人票(例えば写真を大胆に使用したポスター感覚の求人票)もあるのではとアドバイス。

他社と同じようなお堅い求人票では、埋もれてしまうだけですからね。

 

そんなこんなで和気あいあいとした雰囲気の中、予想通りあっという間にお時間に。

皆さん、恐らく普段したことがないであろう「棚卸」作業でしたが、すごく大切なことに気づかれたご様子でした。

これは、私にとっても(いい意味で)意外な発見で、(アンケート結果も含め)かなり手応えを感じたセミナーになりました^^

 

 

求人票は企業の人材戦略・採用活動の入口であり、求職者への重要なメッセージ。もっともっと企業努力すべきです。

参加された皆様、これを機に是非とも求人票を見直していただき、欲しい人材を採っていただきたいと切に願います!


アンケート結果

総務部門も担当することとなり、人材を欲しているため参加しました。

未経験の求人票作成でしたが、見る人の立場、活用するであろうメディアor機器(スマホ等)を考慮する必要性を感じました。当社求人票の至らなさを痛感しました。

有意義なセミナーをありがとうございました。これからも出来るだけ受講させていただきたいと思います。(製造業/M様)

年度末で従来使われている求人票に変更があることや、HPを変更してから求人があるようになった。更に改良点はということで参加。

セミナーに参加することで、現行の求人票等を提出するにあたり、改めて?と思う箇所が目につき、修正点をチェックする良い機会となった。(小売業/S様)

より多くの学生をエントリーさせ、欲しい人材を採るため参加しました。

会社説明会向けの求人票について、今日いろいろと勉強になりました。言葉や写真など使用して、より効果的に求人票を作成したいです。(製造業/K様)

人事募集、採用に関わる機会が増え、今後の実務に活かしたく参加しました。 

これまでの求人票にも(担当者に丸投げで)しっかり目を通せていなかったので、全体を見直す良い機会となりました。

また、いつも通り内容も分かりやすく、価値のあるものだったと思います。(小売業/U様)


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