2018年大予想

新年がスタートした。

今は将来の予想をするのが困難な時代だけど、それでもこういった経済誌をざっと一読しておくと、今年1年いろんな情報に敏感になっていい。

 

 

政府が連呼する3%賃上げについては、少なくとも中小企業は難しいだろう。

人材確保や優遇税制、助成金が起爆剤になり企業が賃上げに向かうかは、来年導入予定の消費税増などを考えても、やはり及び腰にならざるを得ない。

企業の内部留保が叩かれているが、それは多くを預貯金に回している我々個人も同じ。政治・政策で、企業からも個人からもお金が回るような世の中にしてもらいたいものだ。

ちなみに、過去に賃上げ3%を超えたのは94年まで遡るそうだ。毎年渡すお年玉は昇給しているんだけどね…(涙)

 

今年は副業元年。副業解禁によるクラウドワーカーの拡大が気になる。

本書によると「特に大企業で経理・人事の管理職を経験したシニアに対し、ベンチャー企業から『直接雇用は難しくても、クラウドワーカーとして必要な場面での助言は得たい』というニーズが強いようだ」という。

我々にとって、新たな脅威となるのかビジネスチャンスとなるのか?

 

4月から本格化する「無期転換申込」も気になる。人材不足もあって無期転換を進める企業と、某自動車メーカーのように無期転換権が発生する前に雇止めする企業とに二分化するのではないか。

当然、後者のケースではトラブルが予想される。

 

先日審議が始まった、改正民法による賃金請求権の時効が5年に延びるかどうかも気になるところ。

もし5年に延びれば、実務への影響が懸念される。

 

その他のジャンルでは、個人的にはAI、EV、金融機関の動向、アメリカのシェールガス、インド経済あたりが気になる。

 

 

今年は更にアンテナを高くして、いろんな情報に敏感でいたいと思う。今は労働法だけ知っていても、顧客に最適な提案やアドバイスができるとは限らないからね。

 

抽選で1名の方に差し上げます。
抽選で1名の方に差し上げます。

さて、正月は久しぶりに帰省しゆっくり過ごせた。

 

そんな中、数年振りの書初め。

母は書道教室を開いているのだが、残念ながら僕には書のセンスは乏しい。子どもの頃から分かっちゃいたけど、改めて認識した次第(笑)


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