労基署での出来事

先日、静岡労基署へ行った。

普段、社保手続きは電子申請で行っていることもあり、労基署に限らず、今は行政に行くことがほとんどなくなった。ホント、行っても年に数える程度だ。

コロナ前だったと思うが、静岡労基署は今の場所に移転したのだが、以前と比べてフロアがかなり広くなった。以前のフロアは狭くて正直入りにくかったが、広くなったはなったで入りにくい。

 

キョロキョロしていると(正直どこが受付なのか分からん。というか受付ってあるの?)、女性が近づいて来たので、ある書類を何部か欲しい旨伝える。

そして、女性が用意してくれていたわずか1分間くらいのこと。

 

奥の席に座っていた監督官とおぼしき男性が電話を切るや否や、開口一番、

「『傷病手当金って何ですか?僕、初めて聞きました』だってさ。お前、社労士だろ!」

それを聞いた周りの職員は思わず失笑。

 

詳細は全く分からなかったが、どうやら傷病手当金を知らない社労士がいたらしい。

そりゃさすがに失笑されるよなと思いつつ、女性から書類を受け取る。

 

 

その帰りの車中、はて、ひょっとして自分もあんな感じで失笑されているのではないかと思った。

というのは、普段業務をする中で、結構行政に電話することがあるからだ。

内容は、それなりに複雑な案件やレアな案件が多いのだが、中には「これって基本中の基本だよな…」と思いつつも、念のため確認することがある。

きっと電話を切った後で、先ほどのように「社労士だろ?」ってあきれられて失笑されているかもしれない。

 

知識も使ってなければ、徐々にうろ覚えになっていく。社労士試験のテキストを引っ張り出し、今一度読み返した方がよいかもしれない。


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