最近のお気に入りボドゲ

ここ最近やって気に入ったボドゲたち。

Tenpenny Park(2022)

 

コストを払いワカプレ式でアトラクションカードを購入、そこに示されたタイルを個人ボード上に配置し自分の遊園地を充実させていく、中量級タイル配置ゲーム。

 

タイルは大きいほど効果が大きいが、その分、配置場所やコストが必要になる。

面白いのは、タイル配置のため森林伐採したり個人ボードを増設できるところ。(自然破壊は気になるかもしれないが、まぁ所詮ゲームですから)

 

タイル配置は個人的に結構興味があるところ、これは重すぎることもなく、でも考えどころはちゃんとあり、テーマもアートワークも雰囲気があってかなり良き。持ち主に売って欲しいと直訴したが、やんわり断られたw ん~欲しい...

 

エジツィア(2019)

 

労働者を酷使もとい駆使して、ピラミッドやオブリスク、スフィンクス等を建設して点数を稼いでいく中~重量級。

以前人からタダで譲り受けたのだが、ようやく日本語化してプレイできた。

 

ナイル川沿いに描かれたスペースに、手番順に持ちコマを置きアクション選択していく。面白いのは、上流から下流に配置していくのだが、持ちコマと下流にスペースが残っている限りいくらでも選択できるところ。

とは言え、各スペースは早い者勝ち。上流アクションを欲張りすぎると、下流アクションが取られてしまう。

相手の狙いを予想しながら、上流でアクションを稼いだり、或いは一気に下流を先取りしたり。このインタラクションが、このゲームの最大の特徴であり悩ましいところだ。

 

リソースがレンガなのも何か新鮮。スフィンクスカードはガチャだが面白い。

個人的に特に気に入ったのは、ピラミッドのエリアマジョリティシステムが美しいところ。あ、美しいと言えば、遠近感や立体感あるボードも素晴らしい!

決して派手さはないが、ジリジリした展開が楽しめる良き作品。

 

クリスタルパレス(2019)

 

時は1848年、場所はロンドン。各プレイヤーは各国の代表となり、3年後に世界初開催される万国博覧会を成功させるという、実に奇妙なテーマの重量級ダイスプレイスメント。

 

手番では、自分のダイスをやりたいアクションボードに配置していく。とは言えダイスは一切振らず、好きな目で配置できる。大きい目ほど人より優先してアクションできるが、ダイス目の合計がそのままコストになるのが実にいやらしい。

そして、このゲームのもう一つの特徴が、いつでも・いくらでも借金ができるところ。とは言え一度借金してしまうと、例え返済してもゲーム終了時は必ずマイナス点を喰らう。この闇金システム、実にエゲツない。

 

最初は相当とっつきにくかったが、一度プレイすると思ったよりプレイしやすい。よくタレントがゲテモノ食い企画で、最初は滅茶苦茶嫌がっていたのに、いざ食すと「あれ?…意外とお・い・し・い」って変わる感じ?

とは言え、終始、残金や借金を気にしながらヒーヒープレイするのは人を選びそう。自分はむしろ楽しめたが。

 

余談だが、このゲームも以前人からタダで譲り受けたものだが、その奇妙なテーマやアートワーク、スチームパンク的雰囲気、面倒なルール和訳で1年くらい積んでいた。でもひょんな理由で崩したのだが、これは当たりだった。(でも繰り返すけど万人向けではない)

唯一苦言を呈すとしたら、分割ボードだけは勘弁して欲しかった。(セットアップや片付けが結構面倒)

 

 

BGG評価で8点台をキープする凄いゲームは、確かに万人受けする面白さを備えている。ただ実際にプレイすると、意外と自分好みでなかったりする。(例えばブルゴーニュの城とか)

今回紹介した三作品は、どれもBGG評価は7点中盤くらいで、レヴューを見ても辛口評価が散見されるが、僕にとってはどれも8点は超える魅了的な作品だ。人の評価は参考程度でいい。


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