退職時に見る労働者意識の変化

最近は、退職時に労働者の意識が変化していると感じることが多い。

例えば退職代行サービス。

退職の意思くらい自分で伝えろよと思うが、そうはできない人や人間関係の悪化などが増えているのだろうか。昔では考えられなかったサービスも今では普通になってきた。

ただ、企業としても「向こうから退職を申し出てもらって助かる」といったケースもありそうだ。歪んだWin Win?

 

退職時の有休まとめて請求も然り。

以前はたまに見かけるくらいだったが、今では当たり前のように残った有休を全て請求する光景も珍しくなくなった。へたすれば40日も!

人手不足の中、企業としてはこれをやられると非常に厳しい。退職前だから原則時季変更権が行使できないため、結果与えざるを得ない。対策としては、引継ぎを完全に済ませてから請求してもらうとか、退職日まで出勤してもらい退職時に買い上げるとか、結局は話し合いでしかない。

 

労働者の意識が変化してきている。


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