最賃対策

先日、静岡県の最低賃金の答申が出た。

それによると

・時間額 1,097円(63円・6%引き上げ)

・発行日 令和7年11月1日

 

まだ決定ではないが、今後特段の異議申立てがなければこれで決定する。

このままいけば過去最大の上げ幅になる。但し発行日は例年より一月遅い。

 

 

最近はクライアント訪問しても、どうしたってこの話題になる。

政府は2020年代までに全国平均1500円を目指すとしている。

静岡県が政府の目論見通り1500円に到達するためには、毎年約9%ずつ引き上げる必要があるが、今回はそれには及ばなかった。とは言え、今後も毎年大きく上がり続ける可能性がある。問題は今年だけの話ではないということだ。

 

そうなると、余力のない企業はいろいろ対策せざるを得なくなる。

考えられるのは、

・最賃対象外の賃金(家族手当・皆勤手当・通勤手当)を最賃対象賃金へ回す。

・固定残業代を最賃対象賃金へ回す。

・賞与を最賃対象賃金(給与)へ回す。

・退職金を最賃対象賃金(給与)へ回す。

・(月平均)所定労働時間を減らす。

・(月平均)所定労働日数を減らす。

 

もちろん、商品やサービスの売価を上げる企業努力も必須だが、賃金制度の見直し案件が増えるのも必須だろう。


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