先日伺ったクライアントとの話。
その社長の息子さんは今年高校を卒業し、現在とある大手サービス会社に就労しているのだが、年収は賞与含め500万円はくだらないという。もちろん、週休二日だ。
仕事どころか社会人としてもまだまだなのに、そんなんでいいのか!人生ちょろいとか思ってるに違いない!(by社長)
最近、特に中小企業の経営者から若年者が全然採れないという話をよく聞くようになってきた。その理由は、何と言っても中小企業は採用賃金を大きく上げられないことにある。
しかも、例え就職しても何か嫌になったらすぐに見切りをつけ、さっさと会社を辞めてしまう傾向があるというからたまったもんじゃない。
だから、あえて若年者はターゲットにしないというクライアントも出てきている。そうなると、シニア層や主婦、外国人労働者、障害をもった人などがターゲットになる。
若年者が、人生ちょろいと思っているかどうかはさておき、そこまで苦労して中小企業が若年者を追い求めるのが本当に吉なのかよく考える必要があるかもしれない。