子を信用できない親

最近は増えている?

労使トラブルが起きたとき、当該社員の家族(特に配偶者)が絡んでくることは時々ある。

最近、クライアント先で配偶者でなく母親が出てくるといったケースが続いている。

 

あるケースでは、謎の労災で1年ほど休業している社員がいるのだが、なぜか途中から本人でなく母親が出てきて、会社とやりとりをするようになった(しかも全てFAXで!)。

会社としては本人と直接話をしたいのに、親ブロックのせいで聞きたいことが聞けず、むしろこちらの話を勝手に解釈・誤解し、今は会社がそれを解く必要が出てきている。最近の文面を見ると、明らかに相手は感情的になっており、もうまともなコミュニケーションが取れない状態だ。

 

大きな労災事故があると、後々民事訴訟に発展するケースは珍しくなく、当所とてしてはそれを見据えた話やアドバイスをクライアントへしているが、何はともあれコトを穏便にかつ粛々と済ませたいのは皆思うところ。このまま静観するのも手かもしれないが、やはり可能ならどこかで本人と面談するしかない(恐らく母親はついてくるだろうが)。

ちなみに息子(社員)は40代。正直、気持ち悪い。

 

可愛いわが子を守るためという使命感か本能か、親離れ・子離れができていないということなのか。見方を変えれば、自分の子を信用していないともとれる。


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