打田十紀夫 with ボブ・ブロズマン ライブ

私が尊敬するギタリストの一人で、日本のカントリーブルース界の草分け的存在。毎年、静岡公演は欠かさず行っています。

しかも今回はボブ・ブロズマンという、凄腕ギタリストを連れてのジャパンツアー。

１２年ほど前にも観ましたが、こんな凄い人が静岡に来るとは…

薄々お気づきでしょうがこのライブ、相当マニアックです(笑)

最初は打田氏。相変わらず腰が低くトークも軽快です。

曲は全体的にラグタイム系が多く、もっと泥臭いブルースが聴きたかったかな…

続いてボブ。世界中を回っている彼の奏でる音楽は、ブルース、ハワイアン、カリプソ、ラテン等、民族音楽の集大成みたいなもの。

どのジャンルも全て自分のスタイルに昇華させてしまう…これぞプロです。

リズム感半端なし、突然変わる変拍子に観客はついていけません。リゾネーターもギターケースも、彼の手に係れば全て打楽器と化します。

一体どうなってるんだこの人の頭の中は？

「僕、くるくるパーじゃないよぉ！」ってカタコトの日本語で言ってましたが(笑)

外国ミュージシャン定番のお客さんとの掛け合いでは、さすがノリの悪い静岡人、ほとんどついていけません、ハハハ…笑うしかない;^^　

最後は打田氏がステージに呼ばれ、2人のセッションで幕を閉じたのでした。