ヴィンテージギター

たまにはギターネタでも。

Gibson L-00(’37) Gibson ES-335(’66)
Gibson L-00(’37) Gibson ES-335(’66)

僕は演奏だけに留まらず、ヴィンテージギターそのものの魅力に20代の頃から取りつかれている(笑)大袈裟に言うと、これをおかずにしてごはんが食べられる(笑)

 

 

そもそもヴィンテージギターというのは、60年代以前(厳密に言うと1969年以前)に製作された、一定の価値と人気があるギターを一般的に指す。車や腕時計、デニムとだいたい同じ(だと思う)。

 

相場はモデルや年式、オリジナル度、状態、為替などによって一概に言えないが、安いモデルでも最低20万円くらいはする。人気があるモデル(ギブソンD45やマーチンD28など)だと軽く50万円は超える。戦前のマーチンD45は”ギターのロールスロイス”と言われ、値があってないようなものになる。

ちなみにL-00の現在のプライスは、僕が買った当時の倍近くに跳ね上がっている。ヴィンテージギターは、投資対象にもなるかもしれない。

 

知らない人から見れば、ギターは全部同じに見えるようで(笑)、なぜそんなに高いのか、なぜそんなに高いものに手を出すのか不思議がる。まあ、それはどんな世界も同じということで。

 

 

ヴィンテージの魅力はいくつもある。

 

まず、その雰囲気もさることながら音のよさ。(特にアコギは)新品のギターとは比較できないくらい異次元だ。音が良くなければ、わざわざ古いギターを買う必要性はほとんど見い出せない。それくらい違う。

モデルや材質、年式などによっても音は違ってくるのだが、ギブソンのヴィンテージの音は、総じて枯れて”艶”がある。ブルージーなのだ。ほんと、たまりませんな。

ギブソンギターが、ブルースやロック、ジャズでよく使われている理由はここにある(もちろん、見た目がカッコいいという理由もある)。ちなみに、ギターで「音が枯れている」という表現は良い意味で使う。

 

音量も大きい。音というのは要は振動だから、木が軽くて、水分が抜けきって乾いているほど大きな振動(音)になる、という理屈だ。古いギターは、軽くていい木材が使われていることも多い。

 

あとネックを握った感じが、非常にしっくりくる。手にいきなりなじむのだ。誰が握ってもそうだ。これは本当に不思議なのだが、新品ではこういう感覚に出会ったことがない。恐らく職人技なのだろう。

 

 

クライアント先でギター好きな人が何人かいる。先日もある経営者と話していてら、実は洋楽とヴィンテージギター好きだということが判明し盛り上がった。

ただ単に好きが高じてやってきたのが、仕事の縁につながるのだから世の中面白い^^


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