エゴグラムをやる意味

先日、久しぶりに何人かでエゴグラムをやる機会があった。

エゴグラムとは性格診断テスト。

50個ほどの質問に答えると、その結果がCP(厳しさ)、NP(優しさ)、A(論理的)、FC(自由奔放な心)、AC(順応的な心)の5つの指標別に点数で現れ、それによりその人の性格(傾向)が分かる。

 

かれこれ15年ほど前、前職で人事をやっていた頃に、採用時の適性検査の一環としてエゴグラムを導入しようとまずは職場で試みたことがあり、結構盛り上がった記憶がある。確か自分はM字型だったと記憶している。

 

で久しぶりにやってみたら「逆N型」と出た。「きっぱり主張型」だそうだ(笑)

確かに当ブログでも言いたいこと言ってる…

 

 

前回のM字型と重ね合わせると、明らかにCP(厳しさ)とA(論理的)の数値が増えている。自分なりに分析すれば、この間、独立したことが大きく影響しているのは間違いない。

クライアントに対して、アドバイスや提案することを生業としている以上、論理的・客観的に物事を判断、説明する力が自然に身に着いたと考えるとAが増えた理由は合点がいく。

他方、CPが増えたことについては、確かに他者に対して(特に仕事で)、以前より厳しい見方をしていることを感じる。専門性がそれなりに身に付いてきたが故の慢心?高ビー?なのだろうか。ここは気をつけたい。

 

エゴグラムは、ただやっただけで終わると「へ~そうなん」「自分って○○型なんだ」で終わってしまい、ほとんど意味がない。(前職の職場がそうだった)

自分の傾向を把握・分析し、更に他者の傾向も把握し、いかにコミュニケーションに役立てるか。そこに本来の意味がある。

 

 


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