タイパ時代だからこその心の余裕

先日、日経に「イントロ消滅 倍速日本到来」という、音楽好きにはちょっと無視できないような記事が掲載されていた。

昭和・平成のヒットチャート上位20曲と2011年の同20曲のイントロを比べると、ともに平均17秒台でほとんど変わらないが、2022年は何と6.3秒になっているという。

 

Z世代など若年者がコスパよりもタイパを重視する傾向が強くなっていることや音楽配信の普及が大きいようだ。

利用者は好みの曲を探して次々と再生し、歌い出しやサビまで時間がかかる曲は待ちきれずにスキップされる。だから最近はいきなりサビという曲が多い。国内に限ってでなく海外も同様の話だ。

 

思いつくままベタなところだと、ツェッペリンの「天国への階段」やイーグルスの「ホテルカリフォルニア」、ダイアーストレイツの「マネーフォーナッシング」、サンタナの「ブラックマジックウーマン」、ヴァンヘイレンの「ミーンストリート」などなど、イントロなくして語れない名曲も一杯あるのにね。

そんな名曲でさえスキップされて聴かれてしまう時代なのか…

 

 

洋楽の話でいつも盛り上がる同業の先輩がいるのだが、先日もレコードの話をしたばかり。

レコードにはデジタルにない音(密度・空気感)がある。盤をジャケットから取り出してプレイヤーにセットし、針を落とすといった手間をかけてでも、その先輩にとっては聴く価値がある。(近々視聴会をやることになったw)

 

映画も同じで、今はスマホやタブレットでいつでもどこでも観れるのは便利なのは分かるが、僕は昔から80インチスクリーンで観ている。スクリーンを下ろし、プロジェクターとアンプ、JBLのスピーカーをセットし、最後に部屋の明かりを消す。手間はかかるけど、徐々に映画を観るという雰囲気が高まり、至福のひと時を過ごせる。

 

楽しみ方は人ぞれぞれでいいのだけど、忙しい時代だからこそ、自分の好きなことくらいはじっくりと時間をかけて楽しむ心の余裕はもっていたい。


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