ボドゲプレイ報告

ネタが尽きてきたので、最近プレイしたボドゲの話題でも。

今年の映え大賞候補作品。
今年の映え大賞候補作品。

エンバーカデロ(2021)

 

思わず目を引く立体的なコンポーネントは、港にを浮かべて、その上に建物を建てている図。

 

実際に19世紀半ばのサンフランシスコでは、廃船を埋め立てて、その上に建築して実業家が一儲けしていたそうだ。それをモチーフとしたエリアマジョリティのゲーム。

 

場から購入したカードを元に、ボード上に船や建物を建てていく。次ラウンドにカードを1枚残すというシステムがよく効いて、結構な計画性が求められる。

テイストはユーロゲーだが、ルールが少し緩いのはデイザイナーがアメリカ人だからか。建物コマは軽いので、少し触れただけでもすぐにずれ、バランスゲーよろしく、派手にやらかした日には目も当てられない。

 

メドウ(2021)

 

食物連鎖をテーマにしたカードセットコレクション。初プレイ。

 

プレイヤーは交互に、場に並んだカードを獲得しては、一定のルールに従って目の前に並べ得点を競う。

例えば、自然のカードの上に花のカードを置き、その上には虫カードを置き、その上には動物カードを置き…といった具合。

 

二人プレイだったため、比較的欲しいカードが取れ、気持ちよく連鎖する反面、個人的には、バリアントルールでもう少しタイトにした方がもっと燃えたなw

惜しくも僅差で敗れたが、食物連鎖というテーマをうまく落とし込んでいる良き中量級作品。

 

ロレンツォ(2016)

 

各プレイヤーはルネサンス期のフィレンツェの一貴族となり、街を発展させていく。

 

各ラウンドの最初に振られる3色のダイスの出目が、コマのアクション値に紐づいていて、終始ダイス目に翻弄される。リソースはカツカツで、そんな中、狙ったカードを獲得してエンジンビルディングしながら得点を伸ばしていく。

 

今回初めて四人プレイ。発展カードには拡張を入れたが、僕以外初見だったので指導者カードはなし。

予想通りインタラクション激強。欲しいカードが取られるたびに「欲しかったヤツ!」って声が飛び交う。もちろん「そんなん知らんがな」とカードをいただく。この漫才のようなやりとりこそ、ロレンツォいやボドゲの真骨頂!

 

カードは全てアイコン表示で直感的に分かる。アクションの種類も多くなく、皆特に問題なくプレイしていた様子だった。

強烈なインタラクションに加え、引き締まったシステムやプレイしやすさ、そしていつやっても盛り上がる。このあたりがお気に入りの理由。最近、自分の中で評価を上げてきているユーロ作品だ。

 

ギブトレ

 

日本人デザイナーによるカードセットコレクション、早い話が2人専用大富豪。初プレイ。

 

交互に場に手札を公開し、相手にカード群を選ばせる。この際、手札を任意に二つのグループに分ける・1枚は裏向きにするという2点が効いていて、戦略性や心理戦が楽しめる。

 

二回戦目は、目標カードを達成すべく敢えて我慢のプレイを続け、最後に達成してリベンジ成功。

アートワークが素晴らしく、専用マットも安っぽくない。これだけでプレイしてみたくなる。

 


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