刺さるメカニクス

最近メカニクスが刺さった作品を2つ紹介するよ!みんな興味あるよね!

グランドオーストリアホテル(2015)

 

イタリアの鬼才ルチアー二の名作。ずっと品薄・プレ値で手が出なかったが、先日たまたまアマゾン並行輸入で見つけ秒でポチった(もちろん適正価格で、しかも拡張も)。

テーマはホテル経営だが、実態はカード効果を駆使しながらホテル(個人ボード)を客室で埋めるパズルゲー。アクションは選んだダイスで決まる。

 

3人戦、手番順拡張入り。序盤から浪費し過ぎて中盤はお金カツカツ、もう10金ボーナスを狙うしかない背水の陣の中、希望のダイス目が出るまでパス=リロールしまくる。やめるにやめれないという、ギャンブルに飲まれていく人間の心理をまさか垣間見るとはw これじゃ勝てるわけもなく。

で翌日リベンジとばかりに2人戦。流石に昨日の失敗は繰り返しまいと、決して浪費しない「ご利用は計画的に」プレイを心がける。共通目標もうまく達成でき、終わってみれば150点越えで何とか昨日の雪辱を果たした。

 

ロレンツォ、マルコポーロ、バラージと、この頃のルチアー二の作品・メカニクスはキレキレで、当作品もダイス使いの真骨頂を味わえる。是非次は他の拡張を入れてプレイしたい。

 

メルフ(2020)

 

この作品は、ゲームデザイナーが「サポテカ」と同じ人。サポテカの無駄のないメカニクスは秀逸で、俄然当作品も期待大。

 

テーマは、13世紀に実在したシルクロードの都市「メルフ」を繁栄させるというもの。

ゲーム的には、各プレイヤーはメルフの街に建物を建て、それに付随するリソースを手に入れアクションしていく。アクションはいくつかあり、モスクトラックを上げたり、商売して契約達成したり、隊商宿でスパイスを手に入れたり、モンゴル族からメルフを守るため壁を建てたり。

 

結論から言えば、期待どおりメカニクスの集合体といった印象で、少ない手数で何をすればよいのか悩ましいのもサポテカに通じる(個人的には当作品の方が好み)。その分、3回くらいプレイしないと各アクションのつながりや点数の入り方、ゲームの全体像がよく見えてこない。

正直人を選びそうな作品だが、メカニクスギークの自分には刺さった。なぜかよく投げ売りされているけどw たまにある、良き作品なのに世間で人気ない枠。

 

積みゲーも増えてきた。20個くらいは手放したい…
積みゲーも増えてきた。20個くらいは手放したい…

【余談】

先日、BGGから何やらバッジ?が付与された旨のメールが届き、サイトをチェックしたら、どうやらBGGに登録したマイゲームの数が100に到達したからのようだ。

 

流石に最近はラックに余裕がなくなりつつあり積みゲーも増えてきて、かつ二つ目の研修ゲームが大詰めになっていることもあって、購入ペースは明らかに落ちている。

 

反面、海外の新作ラッシュは依然凄まじく、日本語版リリースも途切れることがない。何とも悩ましい。


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