先日、オールタイムベストに入るであろう作品をプレイした。
それはモンバサという10年ほど前の作品。
テーマは、15世紀から19世紀にかけて続いたアフリカの植民地化という重いものだが、ゲーム自体は株ゲー(経済ゲーム)だ。
色々なメカニクスが絡み合う、正直難しいゲームだ。
プレイヤーは投資家となり、4つある勅許会社の拠点をアフリカに拡大していく。拡大するほどその勅許会社の株価が上がっていき、ゲーム終了時の「株価×保有株式」の得点が最も多いプレイヤーが勝利する。
面白いのは、4つの勅許会社は誰のものでも無いということ。どの勅許会社の拠点を拡大するか・株式を増やすか。時にはガチンコでぶつかり合い(領土争いをし)、時には「相乗り」(一緒に領土拡大し株価上げ)する。ちょっとした心理戦もある。
三人戦。
序盤は拠点拡大アクション中心に進めるも、他プレイヤーの動向を意識し過ぎてか、会社トラック(株式トラック)はなかなか絞り切れず、更に帳簿アクション(パズル的なタイル配置・トラック上げ)も良さげなタイルに巡り合えず苦戦する。更にダイヤモンドトラックも痛恨の計算ミス(1個不足)でカードスロット開放を1ラウンド遅らせてしまう。とにかく序盤はパッとせず。
中盤は、他プレイヤーが順調に白の勅許会社の拠点と株式トラックを上げ始めたため、自分も少しずつ追随していく。
6ラウンド目からようやくカードスロット全開となり、更に株式トラックボーナスでカード購入とダイヤモンドトラック上げをしていく。
終盤は拠点拡大アクションに注力(最大9ポイント!)。
ここぞとばかりに、今まで控えめにしていた黒の勅許会社を拡大させ、オレンジの勅許会社の縮小を試みる。返り討ちに合ったが、株価を何とか増やすことに成功した。
最後は皆、白の勅許会社の株式トラックを上げることに注力。僕は金の力で株付きカード3枚の獲得に成功。他方、白中心の他プレイヤーも最終手番で見事に記帳トラックと白の株式トラックを全上げすることに成功し、そのままゲーム終了。果たして勝敗の行方は!?
結果、180点近く稼いだ僕が僅差で辛くも逃げ切った。
最後のカード購入が効いたみたい。僕が購入しなければ、そのプレイヤーが購入し負けていた。
いや~、これは間違いなく名作、凄い作品ですよ。
昨今の作品に減ってきたインタラクションがちゃんとあり、ボードゲームを「やったった」充実感がある。これこれ、僕が求めるボードゲームというのは。That's just the way it is!
メカニクスも、デッキ構築・エリアマジョリティ・ワーカープレイスメント・パズルタイル配置・トラック上げ・株など多岐に渡るが、見事有機的に調和が取れている。他のメンバーも絶賛。
5年くらい積んでいた(プレイせずにいた)自分を思わず憎んだが、My All Time Best 10に認定!今後間違いなくプレイすることになるだろう。
